初段を取得して …… 吉武 泰則 
(18歳 大学2年生)

 私は高校一年生の終わりに下北沢支部に入会しました。以前にもJKAの他の支部に入会していたのですが、受験や部活など辞めては再開を繰り返し、 だいぶ間が空いてしまいました。しかし、入会した私を下北沢支部の方々は温かく迎えてくれました。私が以前の支部を辞めた直前は準一級だったのですが、 再開したての私は初心者同然でした。しかし阿部先生や道場の先輩方はそんな私に優しくご指導下さり、この度やっと初段を取得いたしました。
私はだいぶ昔から空手をやっておりましたが、流派の変更や引っ越し、部活を続けることによって始めてから14年も経ってしまいました。が、 やっと段を取得できたのは下北沢支部のみなさん、そして阿部先生のおかげだと考えています。今では大会などにも出させて頂き、他では得難い経験を させて頂いております。
今後は大学在学中に二段を取得したいと思いますが、今の私の実力では到底適いません。今後とも努力を続けていきたいと思います。

吉武 泰則  黒帯への道

  2004.9.4入会 41歳

8級 2004.12.18 13.5回   4ヶ月  
7級 2005.8.27 32.5回   1年  
6級 2005.12.17 21.5回   1年4ヶ月  
仮5級 2006.8.26 30回   1年8ヶ月  
5級 2006.12.16 26回   2年4ヶ月  
仮4級 2007.4.28 22回   2年8ヶ月  
4級 2008.8.30 23.5回 (2.10.11月休) 4年  
  2009.(5月1回7月1回11月2回)
  2010.(7月1回8月1回9月3回10月3回11月1回12月1回)
仮3級 2011.4/23 29回   6年8ヶ月  
3級 2011.8/27 22回   7年  
仮2級 2012.4/21 32回   7年8ヶ月  
2級 2012.8/25 28回   8年  
仮1級 2012.12/15 33回   8年4ヶ月  
1級 2013.4/27 33回   8年8ヶ月  
初段 2013.7/28 29回 計375回 7年4ヶ (8年11ヶ月)

初段を取得して …… 井澤 正彦 (50歳 会社員)

 阿部先生の道場に入門して、およそ9年。やっと、黒帯を手にすることが出来ました。これも、長いあいだ根気強く指導を続けてくださった阿部先生、 またいろいろとアドバイスをくださった道場の皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。
私が空手を始めたのは40歳を過ぎてからです。若いころから現在まで、山登り一筋だった私は、武道とはまったく縁のない生活を送ってきました。 しかし少年のころ読んだ漫画の影響で、空手というものに、かすかな憧れの念を抱いていました。このため以前住んでいた秋田県で、当時小学生だった息子を 空手道場に入れました。そこで空手を見ているうちに、「俺にもできるかもしれない」「本当は自分がやりたかったんじゃないか」と強く思うようになったのです。 そして東京に転勤した際に、息子とともに、阿部道場の門を叩きました。9年前のことです。
しかし、はじめから順調には行きませんでした。私の仕事は拘束時間が長く、しかも不規則なため、週3回の練習に行く時間がなかなかとれませんでした。 週に一度練習に行ければいい方で、1か月間まったく行けないこともありました。やっと参加できた練習中に、仕事で呼び戻されたこともありました。
練習では、体の柔軟性のなさと、バランスの悪さに悩まされました。昔、岩登りの練習をしていて墜落し両足を骨折したときの後遺症で、私の右の足首は 左足に比べて曲がりません。空手では右足一本に体重を乗せて回転したり、踵をつけたまま腰の高さを変えないで動いたりするので、非常にバランスを取りづらく 苦労しました。
ただでさえ練習量が少ないのに、これでは一体いつになったら黒帯が取れるのだろう?後から入門してきた人たちの帯の色がどんどん変わり、 次々と追い越されていきました。はじめは悔しい気持ちもありましたが、当時よく指導してくださった内山さんに、「焦らなくていいよ」と何度も 声をかけて頂きました。また定年後に黒帯を取得された楢木野さんの姿を見ていると、ここで諦めるわけにはいかないという気持ちになりました。 そこで、『人の2倍でも3倍でも時間をかけて黒帯をとればいい。かえってその方が空手を長く続けられる』と前向きに考えるようにしました。 入門して3年ほどたち、地方に3年間の単身赴任をしなければならなくなった時も、阿部先生に「たまに帰ってきたときに練習に来ればいいよ」と おっしゃって頂きました。私も『細く長く空手を続けよう』と、腹に決めたのでした。
しかし、人生何がどう転ぶか分らないものです。単身赴任を終えてまた東京に戻り、2年たったころ、会社で違う部署への異動を命ぜられました。 その部署は基本的には午後6時に終わる職場です。社内的には左遷か???しかし私には喜びの方が大きかったのです。これで空手に行ける!と。
それからは、極力練習に参加しました。週3回たっぷりと汗を流すと体の調子も良くなるものです。常に体に潤滑油をさしているような状態で、 ハードな山登りをしても、まったく筋肉痛になりませんでした。
基本練習の大切さを痛感したのもこのころです。空手の練習の半分以上は、突きや蹴りの地道な基本練習の繰り返しです。しかし単純に見える動作の中にも、 細かな決めごとが沢山あり、これが無意識に出来るようにならないと、型も組手も上手くいきません。練習に力を入れるなかで、自分が今までいかに漫然と 基本練習をしてきたかを痛感し、また黒帯が遠のいた感じがしました。
こうした状況で受けた昇段審査。自信は全くありませんでした。しかし9年間の集大成と考え、1か月前から飲み会をすべて断って臨みました。 そして道場の先輩方の応援も得て、運よく合格することが出来ました。黒帯を取ったらさぞかし感激するだろう、以前はそう想像していました。 しかし今はむしろ、この黒帯に恥じぬよう、今後とも技を身につけるべく努力しなければと強く感じています。
黒帯を取った日。自宅に帰ると、もうとっくの昔に黒帯を取得してしまった息子から、「良かったな」と言われました。その声を聞いて、 初めて少し嬉しさがこみ上げてきました。そして今や私よりずっと背が高くなってしまった息子の姿に、「長かったな」とも感じました。 さらに今は、小学5年生の娘も阿部道場に通っています。私の道場通いは、まだ当分続きそうです。
(平成25年7月記

井澤 正彦  黒帯への道

  2004.9.4  日本空手協会下北沢支部入会   41歳

8級 2004.12.18 13.5回   4ヶ月  
7級 2005.8.27 32.5回   1年  
6級 2005.12.17 21.5回   1年4ヶ月  
仮5級 2006.8.26 30回   1年8ヶ月  
5級 2006.12.16 26回   2年4ヶ月  
仮4級 2007.4.28 22回   2年8ヶ月  
4級 2008.8.30 23.5回 2.10.11月休) 4年  
  2009.(5月1回7月1回11月2回)
  2010.(7月1回8月1回9月3回10月3回11月1回12月1回)
仮3級 2011.4/23 29回   6年8ヶ月  
3級 2011.8/27 22回   7年  
仮2級 2012.4/21 32回   7年8ヶ月  
2級 2012.8/25 28回   8年  
仮1級 2012.12/15 33回   8年4ヶ月  
1級 2013.4/27 33回   8年8ヶ月  
初段 2013.7/28 29回 計375回 7年4ヶ月 (8年11ヶ月)

親子で乗り越えた道のり …… 小貫 岩夫 
(46歳 声楽家)

6年の歳月を経て ようやく黒帯を頂くことができ 感無量です。しかも親子で同時に取得できるとは……。全くの偶然で狙ったわけではありません!(笑)

下北沢道場の門を叩いたのは 息子が幼稚園の年長の春。実はその前に他の流派も体験し お金も払って入門を決めかけていたところでした。 ところがその流派と下北沢 両方を見学していた家内が「待ったをかけたのです。「下北沢の方が基本から丁寧にしっかり教えてくれている」と。
下北沢に入門して その判断が正しかったと実感しました(もちろんもう一方のお金は返してもらいました)。
最初は息子のみの入門でしたが 付き添いで見学している私を「お父さんも一緒にやりませんか?親子の会話も豊かになりますよ」と誘っていただきました。 恐らく息子を習わせる段階で 私もかなり興味津々だったのだと思います。待ってました!という感じで飛びつきました。
始めてみるととても面白く もちろん最初は筋肉痛で大変でしたが それでも楽しく熱中しました。単純な性格なもので おだてられると気持ちよく木に登ります。 DVD付きの本を買ってきて 親子で観ながら型の研究をしたり 動画をipodに入れて電車の中でも観たりしていました。年3回の審査で帯の色が変わるのが嬉しく  せっせと稽古に通いました。
それが 紫帯になる辺りから段々と審査も厳しくなり 半分ずつしか上がらなくなりました。それに加え 仕事も忙しくなってきてなかなか稽古に通えなくなり  少しずつ最初の情熱が薄らいで来ていました。ふくらはぎの肉離れも経験し 長期間稽古に通えなかったり…と試練が続きました。 気がついてみると1年に一級上がることもできず どんどん後から入門した人に抜かされて行き 気持ちも萎えかけていました。
そんな中でも続けられたのは 息子の存在があったからです。息子は私と違って(笑)不器用で なかなか上達しませんでした。審査でも2回も落とされ  それこそ気持ちが萎えかけた時もあったようです。それでも稽古に通うことだけは誰にも負けませんでした。そんな息子の姿に励まされ 負けてなるものかと 気持ちを奮い立たせ ついに黒帯を取得するまでに至ったのです。

これまでに助けて頂いた 阿部先生を始め 道場の先輩方 仲間たち また見守ってくれた家内や娘 全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです。
そして一緒に頑張って来た息子に…心を込めて…「ありがとう」

これから親子二人 更に精進するつもりです。どうぞよろしくお願いします。

小貫 岩夫 黒帯への道

  22007.6.2  日本空手協会下北沢支部入会   40歳

8級 2007.12/13 37回   6ヶ月  
7級 2008.4/26 30回   11ヶ月  
6級 2008.9/1 21回 (6月休) 1年3ヶ月  
5級 2008.12/13 21回   1年7ヶ月  
4級 2009.4/25 24回   1年11ヶ月  
仮3級 2009.8/29 27回   2年3ヶ月  
3級 2010.4/26 27回   2年11ヶ月  
仮2級 2010.12/18 25回 (8.9月休) 3年7ヶ月  
2級 2011.8/27 22回 (7.12月休) 4年3ヶ月  
仮1級 2012.4/21 20回 (2.8.9.11月休) 4年11ヶ月  
1級 2013.4/27 20回 (1.2月休) 5年11ヶ月  
初段 2013.7/28 20回 計294回 5年3ヶ月(6年2ヶ月)

黒帯への道 …… 小貫 真基 (11歳 小6)

ぼくは、5才の5月から空手を始めました。
小学1年生のころから、週に3回通い始めて、MVPをとるのが楽しかったです。
 4年生になって空手がいやになり、休んだり通ったりの日々でした。 練習に毎回通っているのになかなか級が上がらなくてみんなに抜かされて悔しかったからです。それでもあきらめずに続けて行ったことが 黒帯への道につながったと思います。
 茶帯になって、やっとまじめにやろうと思い、一生懸命やっていました。
 あっという間に月日がたち、一級になっていました。とうとう昇段審査を受けることになり、下北沢支部7人受けました。
 審査の後、重大発表で2週間ほど黒帯を預けることになり、すごくショックでした。
 2週間と言っていたのですが、それが1ヶ月になり毎日が待ち遠しかったです。
 これからも僕は空手を続けていきたいです。そして特に、苦手な自由組手がうまくなりたいです。みなさんこれからも、よろしくお願いします。

小貫 真基  黒帯への道

  2007.5.12  日本空手協会下北沢支部入会   5歳

9級 2007.12/15 36回   7ヶ月  
8級 2008.8/30 45回   1年3ヶ月 1年生
7級 2008.12/13 26回   1年7ヶ月  
6級 2009.4/25 44回   2年 2年生
仮5級 2009.8/29 36回   2年3ヶ月  
5級 2009.12/19 33回   2年8ヶ月  
5級 2010.4/24 41回   2年11ヶ月 3年生
仮4級 2010.8/30 44回   3年3ヶ月  
4級 2010.12/18 36回   3年7ヶ月  
仮3級 2011.4/23 40回   3年11ヶ月 4年生
仮3級 2011.8/27 44回   4年3ヶ月  
3級 2011.12/17 29回   4年7ヶ月  
仮2級 2012.4/21 36回   4年11ヶ月 5年生
2級 2012.8/25 35.5回   5年3ヶ月  
仮1級 2012.12/15 32回   5年7ヶ月  
1級 2013.4/27 36回   5年11ヶ月 6年生
初段 2013.7/28 27回 計620.5回 6年2ヶ月

初段を取得して …… 宮代 聡 (27歳 会社員)

 空手を始めて3年、黒帯をいただくことができました。
 空手を始める前は、いずれは黒帯をいただける実力になりたいと思いつつも、昇級や黒帯取得に対する目的意識は漠然としたものでした。 しかし、空手では順番通りにそれらしく動きをこなせるというのが初歩の初歩の段階に過ぎず、むしろ素人目には分からないような僅かな動きの違いにこそ 技量の差が出ることを知るにつれ、自身の実力を先生から客観的に評価していただくことの大切さがわかるようになり、その評価が昇級という形で表れるのが、 とても嬉しく、励みになるようになりました。だからこそ、初段の審査の受験を許していただいたこと、結果として黒帯をいただけたことを、 本当に嬉しく思っています。これまで、いつまで経っても動きの癖が治らない私を根気強く丁寧に指導してくださった阿部先生、苦労して見つけ出した 自分なりのコツを惜しげもなくご教示くださった道場の先輩方には、どんなに感謝しても足りない気持ちです。
 同時に、初段をいただいた今だからこそ分かる課題も多く、むしろこれから、という気持ちが強いのも事実です。それでも、黒帯にしていただいたことには 大切な意味があると感じていますので、これを励みに、さらに上を目指して頑張っていきたいと思います。今後とも、ご指導の程よろしくお願いいたします。

 私は大学を卒業して大学院に入ってから空手を始めました。以前から興味はあったものの、やはり実際に始めるとなると敷居の高さを感じていました。 実際、一念発起して道場を探し、初めて他の道場の見学に行った時は、道場の雰囲気を見てますます敷居の高さを感じてしまい、結局入門には至りませんでした。 それから2年、運動をしないでいるうちに体力が落ちてくるのを感じた私は、もう一度道場を探し始め、見つけたのが日本空手協会下北沢支部でした。 稽古を見学させていただき、以前見学した道場と全く違う雰囲気と、時間的な通いやすさを見て、今度はすんなりと入門を決心しました。
 当時、博士後期課程に進学したばかりだった私は、研究と空手を両立できるか不安に思う気持ちもありましたが、そういった中でも無理なく続けていける雰囲気が、 下北沢支部にはありました。事前連絡無しで欠席や遅刻を許していただけるおかげで、行ける時は行く、行けない時は素直に諦める、という判断が柔軟にできることが 何より助かりました。遅刻はもちろん良いことではありませんが、私の場合は稽古の半分程度でも参加できそうであれば、遅刻しても稽古に行くようにしていました。 昇級審査は4か月おきにあり、その時までに一定の回数以上稽古に来ていれば、余程のことが無い限り受験資格をいただけます。そこで審査を受け、レベルが 次の級に達していれば昇級するといった形で、大人の稽古事として少しずつ段階を踏みながら続けていける環境でした。
 こういう道場だからこそ、3年間通い続けられたと思っています。最初に見学に行ったのが下北沢支部であれば、と悔やまれる気持ちはありますが、 最終的に下北沢支部で空手を始めることができたのは本当に幸運でした。

 下北沢支部の稽古では、私の知る限り自由組手のための練習をすることはあっても、自由組手自体をすることはありません。老若男女を問わず、誰でも分け隔てなく 続けられる稽古事としてはこの形が良いのですが、それだけでは物足りないという人は稽古後に思い思いに組手の練習をしています。もちろん、組手を一人で 練習するにも限界があるので、どなたかに相手をお願いするわけですが、皆さん気さくな方ばかりで、とてもお願いしやすい雰囲気です。
 空手に興味を持つ男性の方は概ねそうだと思いますが、私自身も自由組手には最初からかなり興味を持っていましたので、比較的早いうちから黒帯の方に組手の相手を お願いしていました。最初の頃は、私があまりにも滅茶苦茶な動きをするので、もう少し練習してからの方が良いかなと言われてしまう事もありましたが、 基本をもう一度練習し直し、少し綺麗に動けるようになったらまた組手をお願いして、と繰り返しているうちに、徐々に上達していく感覚がとても新鮮でした。
 下北沢支部には万遍なく様々な年齢層の方が通われていますが、特に社会人の方が多いこともあり、怪我には特に注意して練習をしています。勢いに任せて 突っ込んできたり、変な圧力をかけたりするような人は下北沢支部の黒帯の方にはまず居ません。本当に安全に配慮し、綺麗にさばいて、綺麗に攻撃を出して いただけるため、技を決められた時もちょっと気持ちが良い位です。そして、今度は自分が、そのレベルの組手ができなければいけない立場になると思うと、 身が引き締まる思いです。

 私自身、道場を探している際、この初段取得のページの皆さんのコメントを見て、この人達が通っている道場ってどんなだろう、とても通いやすそう、 と感じたのが下北沢支部を訪ねたきっかけでした。そして、その時感じた印象は、3年経った今も変わらないままです。入門以来、黒帯をいただいてコメントを 載せる側になったら、自分が疑問に思っていた些細でも大切なことをしっかり書いて、以前の自分と同じように入門を躊躇している人の背中を押してあげられるような 文章にしようと決めていました。拙い文章ではありますが、空手を始めようか迷っている皆さんが実際に道場を訪ねるほんの少しのきっかけになりましたら幸いです。

宮代 聡  黒帯への道

  2010.8.2  日本空手協会下北沢支部入会   24歳

8,7級 2010.12/18 29.5回   5ヶ月  
6級 2011.4/23 29.5回   9ヶ月  
5級 2011.8/27 39.5回   1年1ヶ月  
4級 2011.12/17 25回   1年5ヶ月  
仮3級 2012.4/21 23回   1年9ヶ月  
3級 2012.8/25 22回   2年1ヶ月  
2級 2012.12/15 26回   2年5ヶ月  
1級 2013.4/27 22.5回   2年9ヶ月  
初段 2013.7/28 29回 計246回 3年  

初段に合格して! …… 長谷部 香菜 
(18歳 大学1年)

私は小学2年生から他流派で空手を始めました。その後、引っ越しの関係で今の流派の他道場に入りました。下北沢支部には、中学1年の時に仮3級で入りましたが、 下北沢支部に来てすぐは一歩動く度に阿部先生に形を直され、ものすごく恥ずかしく感じたのを覚えています。大会に出ても同年代は黒帯が多く、 ますます自信がなくなっていきました。道場も家から距離があり、学校の部活動も忙しくなり、次第に道場にあまり通わなくなりました。その間に高校受験と大学受験を 2回経験しました。しかし、大学受験が終わり、久しぶりに道場に行った際に流した汗がとても気持ちよく感じられ、空手が好きだという思いを再確認しました。
そして、久しぶりに行った私を温かく迎えてくれる皆さんと楽しく稽古が出来ました。
また、道場に来る度に黒帯の人が増え、私自身徐々に焦りを感じ始めるようになりました。そのため、昇段審査に向けて今まで以上に稽古に通うようになりました。
悲願の黒帯が取れ、嬉しさ以上に安堵感でいっぱいです。初段を取得しても空手は私の趣味なので、今後も続けていきたいと思います。 阿部先生にはたいへんお世話になり、皆さんにも小学校を卒業してすぐからの成長期を見守って頂きました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

長谷部 香菜  黒帯への道

2002.6月 他流派入会 7歳 小2 2004.3/4 コナミ空手教室入会 9歳小4
2007.5.12 下北沢支部移籍 12歳 中1

仮8級 2004.3/4       小4
7級 2004.10/21        
6級 2005.9/29       小5
5級 2006.5/25        
仮3級 2006.11/16       小6
3級 2007.12/15 22.5回     中1
2級 2008.8/30 30.5回   (12月休) 中2
1級 2009.4/25 18.5回   ('09.6,7月、
9月~'10.2月休)
  2009. 5.5回   (6ヶ月休) 中3
  2010. 13回   (7ヶ月休) 高1
  2011. 10回   (4ヶ月休) 高2
  2012. 3回     高3
  2013. 24回   (1月2月休)
初段 2013.7/28 27回 計130回 8年9ヶ月 (11年2ヶ月)

空手道、私の7年間 …… 浜田 心平 (16歳 高2)

 2013年7月28日、私の初段への昇段審査があり、とうとう黒帯を手にすることができました。
 この7年間、コツコツとたくさんの練習を重ね、空手をやめないで頑張った甲斐がありました。
 2006年、巣鴨の三菱養和会の小学生空手道塾に入会した時は小学校4年生でした。私は聴覚障害があるため、周りの人とのコミュニケーションが難しかった面も ありましたが、たくさんの友人ができ楽しかったです。
 中学生になるとき、転居のため下北沢支部に移ることになり、とても緊張しました。 下北沢支部に入ってから、師範の阿部先生に改めて一から丁寧に確認をしていただきました。厳しいと感じることもありましたが、黒帯を目指して頑張ろうという気持ちが さらに強くなりました。下北沢支部では、年下の小学生から大人まで通っていて、練習や帰り道が一緒だったりしたので、とてもよい刺激になりました。 高校生になってからは、大人中心のクラスの練習に参加しています。立派な大人の人に囲まれて、感謝の気持ちいっぱいの良い練習をさせていただいています。 小さな頃は喘息などのアレルギーで病弱でしたが、今は体力もつきました。
 下北沢支部に入ってからは、大会にも参加するようになりました。 様々な賞を取ることができ、ますます空手が好きになりました。全国大会にまで出場し、先生や先輩方に大変お世話になりました。とても感謝しています。 ありがとうございました。
 阿部先生、先輩方、これからもどうぞよろしくお願いいたします。空手、ずっと続けたいです。

浜田 心平  黒帯への道

  2006.11.28 三菱養和 入会10歳 2009.4.27 下北沢支部移籍12歳(中1)

仮9級 2006.12/10     13日  
9級 2007.6/3     6ヶ月  
8級 2008.2/24     1年3ヶ月  
7級 2008.6/29     1年7ヶ月  
仮6級 2009.2/22     2年3ヶ月  
6級 2009.12/19 43.5回   3年1ヶ月 中1
5級 2010.8/28 69回   3年9ヶ月
(11,12月休)
中2
4級 2011.4/23 50回   4年5ヶ月
(8月休)
中3
3級 2011.12/17 69回   5年1ヶ月  
仮2級 2012.4/21 39回   5年5ヶ月 高1
2級 2012.8/25 43.5回   5年9ヶ月  
仮1級 2012.12/15 35回   6年1ヶ月  
1級 2013.4/27 38.5回   6年5ヶ月 高2
初段 2013.7/28 25.5回 計413回 6年5ヶ月

初段取得 …… 藤川 純平 (39歳 会社員)

2013年4月14日(日)が私にとって忘れられない記念日となりました。
日本空手協会の初段を取得した日です。
結婚記念日10周年をすっかり忘れてしまうような私でも、この日だけは決して忘れないことでしょう。

2008年9月。下北沢支部に、小学一年生の娘と一緒に入会しました。
当時は内勤9時~18時勤務、土日休みでしたので、プライベートを有効に使いたいこと、また娘と共通の趣味を持ちたいとの思いからでした。

数ある道場の中から日本空手協会下北沢支部を選んだ理由は、
・ 阿部先生の経歴を拝見しとても惹かれたこと
・ 自宅から近いこと
・ 稽古時間が自分のプライベートの時間とあうこと
・ 幅広い年齢層の方が活躍されていること
などです。

実際に通ってみると、阿部先生だけではなく、先輩方皆優しい方で稽古しやすい環境でした。
が・・・
稽古内容はハードでした。
まず、頭と体を同時に使わなければいけません。
また体力面ですが、最初の頃は稽古が終わった後はヘロヘロでした。
社会人になってからジム通いやフットサルなどをしていたので、大丈夫だろうと高をくくっていたところもあったのですが、あまかったです。
そんな感じでしたが、少しずつ馴染んでいきました。

そして一年が経った頃、大きな試練が訪れました。
内勤から営業へ異動になり、通勤に片道2時間以上かかったり、9時~22時勤務となったりと、稽古に通う時間を作るのが難しくなりました。 これまでの「余暇を空手の稽古に当てる」生活が、「空手の稽古に合わせて、休日を作る」生活へと一変し、空手が生活の一部になっていきました。

体力的にはきつかったですが、この四年半インフルエンザなどはもちろん一度も風邪をひかない屈強な体になりました。
柔軟運動のやりすぎで昇級試験前に腰骨が外れそうになったり、関節を痛めたりなどはありましたが。

稽古は四ヶ月に一回ある昇級試験を目指してがんばってきました。
なかなか思うように上達せず自信を失くしたことも何度もありましたが、先生や先輩方が見放さず教えてくださったお陰で、一歩ずつ上達し、 いよいよ昇段審査を受けることとなりました。

幸い昇段審査の4ヶ月前に、勤務地が近くなったこともあり、今まで以上に稽古に励むことができました。4ヶ月で31回。自分の中での最高回数です。

いよいよ審査当日。会場には、先輩方が応援に来てくださいました。
また審査員席に阿部先生の姿が見えたので、落ち着いて審査に臨むことができました。

結果合格することができ、翌日の稽古で黒帯をいただきました。
阿部先生からいただいた黒帯は、この作文を書いている今日まで
・ 一日一度は寝巻きの上から締める
・ 寝るときは枕元に置いて寝る
・ 日中は台の上に飾って
といった状態になっております。

今までさまざまな資格を取得してまいりましたが、これほど感激したことはありませんでした。

今は、娘に代わり、息子と通っています。
親子で黒帯、また自身は二段取得を目標に、今後も下北沢支部に通い続けます。

この場をお借りして、
阿部先生と先輩方に感謝を込めて、押忍!
文句ひとついわずサポートしてくれた家族に、押忍!

藤川 純平  黒帯への道

  2008.9.1  日本空手協会下北沢支部入会

8級 2008.12.13 25回   4ヶ月  
7級 2009.4.25 24回   8ヶ月  
6級 2009.8.29 24回   1年  
仮5級 2009.12.19 24回   1年4ヶ月  
5級 2010.4.24 21回   1年8ヶ月  
仮4級 2010.8.28 22回   2年  
4級 2010.12.18 21.5回   2年4ヶ月  
仮3級 2011.4.23 22回   2年8/ヶ月  
3級 2011.8.27 26回   3年  
仮2級 2011.12.17 22回   3年4ヶ月  
2級 2012.4.21 23.5回   3年8ヶ月  
仮1級 2012.8.25 26回   4年  
1級 2012.12.15 24回   4年4ヵ月  
初段 2013.4.14 31回 計336回 4年8ヶ月

初段取得 …… 細野 喜久 (29歳 自営業)

 ついに念願の黒帯を取得することができました!
 空手との出会いは、留学中のハワイでのことでした。日本の文化を伝えるためにあるJapanese cultural center の道場で、アメリカ人の道場生達が 「イーチ・ニー・サーン・・・」の号令に合わせ、空手の形を練習している姿を見た瞬間、「日本人である自分が知らない日本の武道を彼らは知っている!」 と衝撃を受け、すぐに入門いたしました。その道場では約1年間練習し、緑帯を取得しました。帰国後も空手を続けたいと思い、同じ松濤館流の空手道場を インターネットで検索し、日本空手協会下北沢道場に入門しました。
 最初は、前の道場で学んだ動きの癖が出てしまい、直すのが大変でしたが、阿部先生のご指導により徐々に周りの動きに追い付いていけるようになりました。 仕事や会合等の都合により、稽古に参加する日が限られ、昇級審査までに必要な練習日数もいつもギリギリで、足りなかった為に受験出来なかったときもありました。 昇級審査では、いつも半級ずつの昇級で、黒帯までの道のりが遠く感じて諦めそうになった時もありました。しかし、周りを見ると自分よりも仕事が忙しい方や 年上の方もおり、その頑張っている姿を見ると励まされたときもありました。老若男女、様々な職種の空手仲間と共に汗を流す練習時間は自分にとって 楽しみでもあります。
空手を始めて5年目、少しずつの積み重ねで昇段審査に合格することが出来ました。今後も、道場訓にもあるように『努力の精神を養うこと』を忘れずに、 継続して稽古に励んでいきたいと思います。ご指導してくださいました阿部先生はじめ下北沢道場の皆様、どうもありがとうございました。

細野 喜久  黒帯への道

2008.4月 ハワイの道場入門 約10ヶ月
2008.6月 8級   9月21 7級   12月21 6級

  2009.2.19  日本空手協会下北沢支部入会

6級 2009.4.25 14回   1年  
仮5級 2009.8.29 22回   1年4ヶ月  
5級 2009.12.19 22回   1年8ヶ月  
仮4級 2010.4.24 18回   2年  
4級 2010.8.28 22回   2年4ヶ月  
仮3級 2010.12.18 19回   2年8ヶ月  
3級 2011.4.23 21回   3年  
仮2級 2011.12.17 33回   3年8ヶ月  
2級 2012.4.21 19回   4年  
仮1級 2012.8.25 21回   4年4ヵ月  
1級 2012.12.15 19回   4年8ヵ月  
初段 2013.4.14 21回 計251回 5年

初段取得に際して …… 渡辺 勇也 (26歳 会社員)

私は学生時代、既に初段を取得しておりました。
大学生活の中で、空手に捧げて来た時間も決して少なかったとは思いません。
ですが学生時代だけでは燃え尽きず、社会人となってからも「空手を続けたい」という気持ちがあった事に、働きつつも気付いておりました。
そしてその気持ちに嘘をつく事は出来ず、その気持ちに応えるべく、当道場の門を叩き、再び胴着に袖を通す日々を一から始めさせて頂きました。
社会人となってからの空手は学生時代のものとは違います。時間の制約や体力的に厳しい状況に追いこまれる事もあります。
然しどんなに厳しい状況でも続けて行こうと強く決めました。私のライフワークの一つとして、もはや空手は私の人生に無くてはならないものであると 強く感じているからです。
今回こうして日本空手協会の初段を頂きましたが、ここで満足する事なく、今後はいち早い弐段取得を目標に、更にその先をも視野に入れ、 日々努力して行けたらと考えております。
阿部先生、そして諸先輩方々、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

渡辺 勇也  黒帯への道

2005.4月 大学1年 某他流にて空手修業
2006.4月~
  2009.3月
大学2年~4年松涛館流にて空手修業

  2012.7.7  日本空手協会下北沢支部入会

8級~1級 2012.12.15 34回   6ヶ月  
初段 2013.4.14 14回 10ヵ月 修業合計4年10ヶ月

▶︎ 続きを見る